EXIT兼近大樹の独占密着|未公開配信プロジェクトと舞台裏の全貌
兼 近の大樹というひとりの表現者は、いま日本のエンターテインメントシーンを鮮やかに揺さぶっている。コンビ「EXIT」として相方のりんたろー。とともに「ネオチャラ」という空前絶後のムーブメントを巻き起こしたあの日から数年。単なるブレイク芸人の枠をあっさりと飛び越え、彼は独自の存在感を確立した。
テレビの黄金期を支えてきた吉本興業という巨大な看板を背負いながらも、彼の足取りはどこまでも軽やかだ。分刻みのスケジュールでスタジオを飛び回る合間、楽屋の片隅でふと兼 近が見せた眼光の鋭さに、取材陣はハッとさせられる。そこには、浮かれたタレントの顔ではなく、常に表現の真理を追い求める一人の男の素顔があった。
チャラ男の鎧を脱ぎ捨てた「チャラくない」葛藤の真実

派手な髪色と蛍光色の衣装、ノリの良さを前面に出したスタイル。それが世間の知るEXITのパブリックイメージだった。しかし、その裏側で蠢いていたのは、表現者としての強烈な飢餓感だ。彼は早い段階から「ネオチャラ」という記号に安住することを拒んでいた。
その衝動が形となったのが、執筆に数年を費やして世に放たれた自伝的小説『むき出し』である。泥臭く、時に痛々しいほどの生々しさを綴った同作は、お笑い芸能界に大きな衝撃を与えた。笑いを提供する側の人間が、自らの根底にある闇や矛盾を曝け出す。その行為自体が、彼にとっての必然的な脱皮だったのだ。
即興の修羅場が生んだ覚醒:トークサバイバーと報道番組の経験

兼近大樹の進化を語る上で欠かせないのが、配信プラットフォームでの台頭だ。特にNetflixの大ヒットシリーズ『トークサバイバー』で見せた圧倒的な反射神経と、切迫した状況下での爆発力は記憶に新しい。ドラマと本格的なお笑いが交差し、脱落の恐怖と隣り合わせの極限状態。そこで放たれた彼の一言一言には、一瞬の隙も許されない覚醒感があった。
一方で、ABEMAなどの報道・トークバラエティ番組で見せる真摯な姿勢もまた、彼の新たな魅力を引き出している。社会問題や若者の生きづらさに対して、飾らない言葉で切り込む姿勢。演出されたコメントではなく、自らの体験から汲み上げられた生の声だからこそ、観客の胸に深く刺さる。
【独占密着】未公開の新規配信番組プロジェクトと舞台裏の全貌

今回、我々は密着取材の過程で、業界内で極秘裏に進められている「未公開の新規配信番組プロジェクト」の存在を捉えた。大手配信プラットフォームと組んだこの新企画は、従来のトーク番組やバラエティの枠組みを根底から覆す異色のコンテンツになるという。
舞台裏で番組スタッフと入念な打ち合わせを重ねる兼近の表情は真剣そのものだ。制作関係者は「これまでの配信番組で培った即興性と、彼が持つ深い人間観察眼が融合した実験的な試み」と明かす。噂の真相について本人はニヤリと笑い、「見ている人が『ここまでやるのか』と引くぐらいのリアリティを突きつけたい」と語った。ファン必見の未公開映像や独自フォーマットの準備は着々と進んでおり、その全貌が明かされる日はそう遠くない。
漫才師としての矜持:りんたろー。との絆と舞台へのこだわり
どれほど多忙を極めようとも、彼が絶対に手放さない場所がある。それが劇場であり、二人で立つ「漫才」のマイクの前だ。吉本興業の劇場に出演し続けることは、彼らにとって芸能活動の背骨にほかならない。
相方のりんたろー。との関係性も、年を追うごとに変化を遂げている。単なるお笑いコンビという枠組みを超え、互いの個性や独立した活動をリスペクトし合う対等なパートナーシップ。センターマイクの前で見せる二人の掛け合いは、初期のネタから、より成熟した軽妙さと鋭さを併せ持つ漫才へとアップデートされている。
言葉と向き合い続ける執筆の影とトークへの波及効果
兼近大樹という人間の面白さは、思考の言語化に対する異常なまでの執着にある。テレビのトークバラエティで見せる一見テキトーな発言の裏には、緻密に計算された言葉選びや、瞬時に場の空気を読み解く知性が隠されている。
『むき出し』の執筆以降、彼の言葉はより重みを増した。原稿用紙に向かい、己の記憶と対峙する作業が、結果としてカメラの前での打撃力を高めているのだ。「チャラい言葉遣い」をフィルターにしながら、本質的な核心を突く。このギャップこそが、視聴者を惹きつけて離さない最大の武器となっている。
時代を駆け抜ける表現者:お笑い界の未来に投じる一石
お笑い芸能界の構造が大きく変わりつつある現代において、兼近大樹の歩む道はひとつの道標となりつつある。テレビとWeb配信、お笑いと文学、そしてタレントとジャーナリスティックな視点。従来であれば反比例すると思われていた要素を、彼は軽々と共存させてみせる。
EXITというブームの爆発から始まり、地に足のついた表現者へと脱皮を遂げた兼近。未公開プロジェクトを含め、彼がこれから描く未来図は、我々の想像を遥かに超えた景色を見せてくれるはずだ。進化を止める気配は微塵もない。 (出典: 兼 近(Yahoo!ニュース))